※本アーティクルはHyundai Motor Companyが作成したものを日本語に翻訳したものです。

出典：https://www.hyundai.co.kr/story/CONT0000000000158257



　Hyundaiの「IONIQ 5 N」が、ドイツの有力自動車専門雑誌が実施した高性能自動車の比較評価で内燃機関車を上回る高い競争力を立証した。

　Hyundaiの「IONIQ 5 N」は、ドイツの自動車専門雑誌「Auto Zeitung（アウト・ツァイトゥング）」が最近実施した高性能車比較評価でBMWの「M2」を上回り、圧勝した。

　昨年発売と同時に様々な賞を受賞することで商品性を立証してきたIONIQ 5 Nは、今回の評価でも優れた競争力をもう一度証明した。

「Auto Zeitung」は「Auto Motor und Sport（アウト・モトール・ウント・シュポルト）」と「Auto Bild（アウト・ビルト）」と共にドイツ3大自動車専門雑誌とされる有力メディアである。

3誌は長い間、洞察力のある評論でドイツだけではなく、 全ヨーロッパの消費者に広く影響を与えている。

　最近「Auto Zeitung」は、Hyundaiの高性能EV「IONIQ 5 N」とBMWの高性能内燃機関車「M2」を対象に、高性能車の比較評価を行った。

この評価では車体（Body）、走行の利便性（Driving Comfort）、パワートレイン（Powertrain）、ダイナミックな走行性能（Driving Dynamic）、環境・経済性（Environment/Cost）の５つの項目で評価が行われた。

　IONIQ 5 Nは５つの評価項目のなか、車体、走行の利便性、パワートレイン、環境・経済性の４項目で上回っており、 総点数2783点を記録した。従って、2694点を記録したBMWのM2を89点差で勝ち、高い競争力を立証した。

一方、ダイナミックな走行性能項目では、M2に比べてIONIQ 5 Nの車体が500kg重いことから、やや劣っていた。

　これは大容量のバッテリーを搭載するEVの特性によるものである。しかし、IONIQ 5 Nが「2.2トンに達する空車重量にもかかわらず、圧倒的な性能を発揮している」とAuto Zeitungは評価した。

　特にAuto ZeitungはIONIQ 5 Nに対し「停車状態から200km/hまでわずか11.3秒で到達する動力性能が非常に印象的である。

これは、M２に比べて1.2秒速い記録である」とした。また、同誌は日常走行でも使いやすいサスペンションセッティング、使い勝手の良い室内空間、EV特有の優れた経済性など、IONIQ 5 Nを高く評価した。

　IONIQ 5 NはHyundaiの先端的な電動化技術を集約し、走行性能と操る楽しさを最大化した「N」ブランド初の高性能EVである。

　84kWhの高出力バッテリーや高性能４WDシステム、高性能EVに特化した熱管理制御システムなど、様々な高性能EVのN専用技術をベースに、最高出力478kW（650馬力、ブーストモード基準）、最大トルク770Nｍ（78.5kgf・m、ブーストモード基準）を誇る圧倒的な走行性能を備えている。

これを活用すると、停車状態から100km/hまでわずか3.4秒で到達し、最高速度は260km/hに達する。

　BMWの2シリーズクーペベースのM2は、最高出力460馬力、最大トルク56.1kgf・mを発揮する高性能内燃機関車モデルである。

重量1.7トンや短いホイルベースなどにより敏捷な走行を実現し、小型高性能モデルへの人気と需要ともに高いヨーロッパ自動車市場で小型スポーツカーとして注目を浴びている。

　これは、ヨーロッパ市場で注目されているBMWの M2を相手に彼らのホームグラウンドであるドイツでその競争力が認められたものである。

　今回のIONIQ 5 Nに対するAuto Zeitungの評価は、Hyundaiの電動化技術の優れた技術力を立証した事例として意味深いものである。

　一方、IONIQ 5 Nは「2024年ワールド・カー・アワード」で「ワールド・パフォーマンス・カー・アワード」を受賞、イギリス「2023年TopGear.com」の「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞、「2024年TopGear.com エレクトリック・アワード」の「ベスト・EV・ホット・ハッチ」を受賞、ドイツ「Auto Zeitung」とイギリス「カーマガジン」が共同で行う高性能EVの比較評価で1位を記録するなど、独歩的な商品性で様々な受賞をしてきており、グローバル高性能EVの新たな基準を示している。