地球を救う英雄。
そう聞いたときに、超人的な力を持つスーパーマンのような姿を思い描くことでしょう。
しかし地球環境が本当に必要としているのは、今この瞬間、ほんの少し踏み出してくれる誰かの存在。
未来の英雄は、今日の私たち自身です。
より良い地球の未来には、たくさんのアクションが必要です。
たとえばが、クリーンで環境にやさしいモビリティを追求し続けているように。
英雄を待たずに私達Hyundaiが英雄に──そんな想いで動き出している人たちがいます。
今日から一人ひとりにできるアクションを、私たちも一緒に考えてみませんか?
どんなに小さな行動でも、
何もしないよりはやったほうが
いいと思うんです。
江上賢悟さんは、東京大学の農学部応用生命科学課程水圏生物科学専修に通う大学3年生。海洋研究会というダイビングサークルに所属する、ハタタテハゼという海水魚が好きな青年です。
私たちHyundaiが見つけたのは、愛する海のために小さな一歩を踏み出したばかりの若きヒーローです。
江上さんが起こしたアクションは、海に落ちているゴミを拾う「海洋清掃」。今年1月に、その活動に向けたクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げた背景には、思わぬきっかけがありました。
「コロナ禍の自粛でやることもあまりなく、ただ家でゴロゴロする毎日でした。そんなとき、『プラスチック・オーシャン』という海洋プラスチックゴミがテーマの映画に出会い、この自粛期間を環境について考えるチャンスと捉え、自分でも環境問題に取り組んでみようと思い立ちました」
幼い頃から家族旅行でさまざまな海を訪れていた江上さんは、もともと環境問題にほんの少し興味を持っていたそう。それでも、「これまでは自分の生活だけでいっぱいいっぱい。やっぱりこの自粛がなければ、とても行動できなかったと思います」と振り返ります。
手探りで始めたクラウドファンディングは、開始10日で目標金額を達成。最終的に66人の支援者から33万円が集まりました。
「なぜ海のゴミを拾うのに資金が必要なの?」と不思議に思われた方もいるでしょう。海に潜っての海洋清掃作業には、酸素ボンベのレンタル費や都内から最も近いダイビングスポットである伊豆までの交通費も含めると、1日で最低1万円ほどかかります。何度も海に足を運び、海中清掃をするには資金が必要なのです。
プロジェクトを達成した翌月、東伊豆にある川奈ビーチへ初めての海洋清掃へと向かいます。これまで何度もダイビングを楽しんできた海の中で、江上さんはたくさんの気づきを得たと言います。
「普段のダイビングは、純粋に海を楽しむためのもの。生き物や地形といったキレイなものを目で追っています。その視界の隅っこに落ちているゴミを認識はしていましたが、改めて清掃目的で海を見渡してみると、本当にたくさんのゴミがありました」
無数にある海中のゴミ。小さなプラスチック片から、ペットボトル、空き缶や空きビン、タバコの箱、自動車のタイヤまで。岩場で見つけたいくつもの疑似餌は、大きな漁網用ネットが複雑に絡まり、ナイフがなければびくともしません。すべてのゴミが回収できるわけではないのです。
「拾うべきか悩むゴミもありました。海底の空きビンから小さなハゼが飛び出してきたり、古い軍手はヨコエビの群れが住処を作っていたりと、魚たちにとってゴミが日常の一部になっている現実に、生き物のたくましさを実感すると同時に、やはりまず捨てないことから始めないとな、と感じました」
海洋プラスチックゴミの問題は深刻化し、全世界で合計1億5000万トン以上、さらに年間800万トン以上もが新たに海に流れ込んでいるといわれています。このペースでは、2050年にはプラスチックゴミの量が魚を上回る海になるとの予測も……。途方もない量の海洋ゴミを前に、何が江上さんの原動力になっているのでしょうか?
「朝方でまだ寒いし、ずっと海底を見てゴミを探すのは大変なんですけど、ふと見上げると魚たちが泳いでいて、水面もキラキラ輝いて、すごくきれいなんです。そういうものを見ると、守ってあげたいし頑張りたいなって思えますね」
「正直、僕がたった1人で拾えるゴミの量は、全体のほんの一部にすぎません」
意外にも、自らのアクションを客観的に表現した江上さんはこう続けます。
「それでも、やっぱり何もやらないよりは、少しでも、どんなに小さなこと1つでもやったほうがいいって思うんです。個々ができる行いは小さくても、それが集まれば大きな力になる。海に遊びに行った時、見つけたゴミを一つだけでもポケットに入れて持って帰っていただけたら嬉しいです。」
海洋ゴミ清掃を始めたことで、日常生活の意識まで少しずつ変わりつつあると言う江上さん。
道に落ちているゴミを拾う。エアコンの温度や節水に気をつける。環境問題に取り組む企業の商品を選んで買ってみる──どれか1つ、生活の中でとれるアクションを選ぶ。世の立派に見えるヒーローたちも、その小さな行動を積み重ねているのですね。
「今回クラウドファンディングをやって一番よかったのは、僕の周りも動いてくれたこと。サークルの友だちが『今日、ダイビングでゴミ拾ってきたよ』と写真を送ってくれたり『今度一緒にゴミ拾いさせて』と言ってくれたり、発信のパワーを実感しました。この先どんなアクションをしていくとしても、同時に自分の姿勢は示していきたいですね」
目指す先はまだ定まらない。でも、若きヒーローは確かな1歩を踏み出しました。あなたの最初の1歩を地球は待っています。私たちHyundaiも、ヒーローたちと共に歩み続けて行きます。
2000年生まれ。東京大学農学部応用生命科学課程水圏生物科学専修3年。小さい頃から海の魅力に惹かれ、大学入学時に本格的にダイビングを始める。大好きな海のために自分のできる恩返しをしたいと思い立ち、海中清掃プロジェクトを計画。
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