2022年11月、12年ぶりに日本で行われた WRC Rally Japan 2022で Hyundaiの2つのチームが1位、2位を獲得しました。
ラリージャパン最終日は雨に見舞われましたが、難しいコンディションの中、Thierry Neuville(ティエリー・ヌービル)& Martijn Whdaeghe(マルティン・ウィダグ)とOtt Tänak(オット・タナック)& Martin Järveoja(マルティン・ヤルヴェオヤ)が見事な1-2フィニッシュを飾りました。
WRC における Hyundai の歴史
1998 年に初めてモータースポーツに参入して以来、Hyundai モータースポーツチームは、世界中のラリー シリーズで地位を確立してきました。2019 年のワールドラリーチャンピオンシップ(WRC)の初タイトルは、韓国チームにとって初めての勝利であるだけでなく、長年のハードワークの集大成でもあった画期的な瞬間でした。Hyundaiのモータースポーツ部門は、2012 年 12 月にドイツのフランクフルト近郊の町、アルツェナウに最初に設立されました。
1991年-1999年
オーストラリアのラリーのレジェンドであるWayne Bell(ウェイン・ベル)がHyundaiの車で初めてイベントに参加。
オーストラリアと東南アジアの地域ラリーで優勝を獲得。このイベントでの成功を機に、当時のワールドラリーカップ(現在のWRC-2カテゴリーに相当)にエントリーし、WRCへの道が始まりました。
WRC初参戦
過酷なモータースポーツを走りぬくラリーカーの開発を進め、2000年、新しいHyundai Accent WRCという車でWRCに参戦。
その年のWRCではトップ10入りするとともに、別の大会で5位につけるなど、2000年はAccent WRCが大健闘を果たしました。残念ながら様々な理由で2003年にチャンピオンシップから撤退しなければなりませんでしたが、その後の基礎を築き上げました。
新しい章へ
それから9年後の2012年パリモーターショーで、i20モデルを使ってWRCに復帰することを発表。Hyundai の高性能カーとして「N」の名称を使用していくことも発表しました。マシンのパフォーマンスは良く、そこから改善を繰り返し、WRCでいくつもの勝利を獲得、そして2019年に念願のWRC初優勝を果たしました。
2020年は新型コロナウィルスの世界的流行により、大会の中断を余儀なくされましたが、Hyundaiチームは好成績でシーズンを終え、2022年WRC ラリージャパンでは1位、2位フィニッシュと、最高の成績を納めました。
Hyundaiチームを優勝に導いた i20 N WRC Rally1
ハイブリッド新時代の幕開け
2022年シーズンからラリーカーの新規定としてHybrid車が導入されました。
Hyundaiの i20は100kW(134ps)のモーター、3.9kWhのバッテリーを含むパッケージ。
そしてコントロールユニットをリアアクスルの前に配置し、センターデフは廃止され、車体重量は1,260kgに増加。
空力部品やサスペンションの一部を簡素化しました。
瞬間出力は380psから最大500psに向上し、スチールパイプのスペースコックを使用。
ラリーカーは、ボディ下部にスチールパイプ製のスペースフレームを採用しています。
技術仕様
Hyundai i20 N WRC Rally1 は、Hyundaiのグローバルなモータースポーツでの存在感を高める役割を担っています。2022年のWRCでは、Hyundaiモータースポーツの専属ドライバーとコドライバーが、このアップグレードされた車両でタイム計測付きの短いステージを個人で戦います。
i20 N Rally1
タイプ:Hyundaiモータースポーツ社製直噴ターボエンジン
性能:380hp(内燃機関) 134hp(電気モーター)
トルク:~ 450Nm
トランスミッション:5速マニュアル
駆動方式:四輪駆動
0-100km/h:< 4秒以下
Thierry Neuville and Martijn Whdaeghe
#11 Hyundai i20 N Rally (chassis 007 )
Thierry Neuville
WRC参加回数:141
WRC優勝回数:16
Martijn Wydaeghe
WRC参加回数:42
WRC優勝回数:3
Ott Tänak and Martin Järveoja
#8 Hyundai i20 N Rally1 ( Shassis 005 )
Ott Tänak
WRC参加回数:135
WRC優勝回数:17
Martin Järveoja
WRC参加回数:106
WRC優勝回数:17
Dani Sordo and Cándido Carrera
#6 Hyundai i20 N Rally1 ( Shassis 004 )
Dani Sordo
WRC参加回数:181
WRC優勝回数:3
Cándido Carrera
WRC参加回数:38
WRC優勝回数:0
WRC Rally Japan 2022
2022年度WRC シーズン最後の試合であるラリージャパンは、今年行われた競技の中で最も難しい競技になる可能性がありました。WRCの他の競技では経験することのない、狭くて曲がりくねった道路に適応しなければならないからです。
また、日本でWRCが開かれるのは12年ぶりのことでした。
過去には北海道北部の未舗装道路で構成されたコースで行われていましたが、今回は新しい地域でアスファルト道路のみを走ることになります。
肌寒い気温と変化が激しい山岳気候、生い茂る樹木が路面の感想を防ぐのでタイヤの選択が非常に難しいと予想された大会でした。
WRC Rally Japan 2022 優勝
難しいコンディションの中、Thierry(ティエリー)とMartijn(マルティン)は2022年WRCシーズン2勝目、今季通算5勝目を見事に飾りました。
チームでの最後のラリーとなったOtt(オット)とMartin(マーティン)は、2位で今季8度目の表彰台を獲得。
日本での1-2フィニッシュという結果は、チームにとって歴史的なものであり、多くの特筆すべきマイルストーンとなりました。
過酷なレースを走りぬいた選手、クルー、スタッフ、最後まで応援してくださったファンの皆さま、ラリージャパンに携わった全ての方々に感謝を申し上げます。
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