高性能 N
高性能電気自動車 IONIQ 5 Nの物語
情熱とチャレンジ精神で、新たな道を切り拓いた N。
高みを目指し、期待値を高め、結果を導き出してここに集まった私たちは、絶え間なくNを築き上げていきます。
IONIQ 5が世界に公開されるまで、果てしない挑戦を続けた私たちの物語をご紹介します。
Hyundaiは、IONIQ 5 Nを通じて高性能電気自動車の世界に力強く跳躍します。
ドライバー中心の新たな電気自動車時代を切り開くため、スピード、スタイル、 正確性、それ以上を余すところなく取り入れました。先駆者となり、高性能電気自動車の新たな基準を確立し、電動化技術を再定義しました。
「Rolling Lab」と呼ばれる「動く研究所」を通じて、全世界で蓄積されたすべてのモータースポーツデータを絶えず検証し、Nブランドの三代要素 – 「Corner Rascal (コーナーリング性能)」、「Racetrack Capability(サーキット走行能力)」、「Everyday SportsCar(日常のスポーツカー)」– を電動化し、IONIQ 5 Nを開発しました。IONIQ 5 N と共に時代の流れに左右されないドライブの楽しさに向き合う準備はよろしいでしょうか?
単に出力を盲目的に上げるのではなく、
パワフルで自信に満ちたコーナリングを楽しむこと
どんな駆動力であれ、
Nthusiasts(N 熱狂者)は Nモデルのパワフルで自信に満ちたコーナリングを楽しめなければならない。
私たちはそのために走ってきました。
直進性能の優れた車はたくさんありますが、高性能電気自動車の真価はコーナーで発揮されます。自信に満ちたコーナリングは、一朝一夕に得られるものではありません。Nは、モータースポーツで蓄積した10年間のノウハウとデータをRolling Labを通じて練り上げ、今のコーナリングを完成させました。電動化された「Corner Rascal(コーナリング性能)」を通じて、Nの新しい時代の幕が上がります。
N Pedal
コーナリング性能を向上させるための最初の課題は、重量でした。
車体が重ければ重いほど、高速コーナリング時の制御が難しいため、重量を制限して機動性を高めた最適なソリューションを見つけなければなりませんでした。電気自動車の回生ブレーキ技術をベースに開発された「N Pedal(Nペダル)」は、システム分析を通じて、より高レスポンスな荷重移動と即時スロットル反応を引き出しました。その結果、より鋭いコーナー進入と俊敏なコーナー脱出が可能になり、「N Pedal(Nペダル)」だけでも感度の高いコントロールと応答性を体感できるようになりました。
私たちが過去1世紀の間、五感で楽しんできたサウンドと振動、その快感が時代の流れに左右されないように。
過去よりも大胆に、 想像を超えた先にNの未来を描きます。
N Torque Distribution
2つ目の課題は、 WRC車両のコーナリングの実力を公道に適用させることでした。WRCチャンピオンシップ優勝車のように、IONIQ 5 Nは、N初の四輪駆動モデルです。 私たちは、まさに、このIONIQ 5 Nを通じてドライバーに完璧なドライブ経験を提供しようとしました。
「N Torque Distribution(N トルクディストリビューション)」は、各軸の強力なモーターを使用してフロント、リアトルクを完全に可変的に制御します。これにより、ドライバーはどのような環境でも究極のコーナリングに最適化されたユーザー設定ができるようになりました。WRCからインスピレーションを受けたハンドリングを、独自のセッティングで楽しめるようになったのです。
N Drift Optimizer
究極のコーナリングの楽しさ、ドリフト。私たちは、ドリフトのダイナミックさをより多くの人々と分かち合いたいと考えました。 650馬力のモンスターをコントロールすることは、決して容易なことではないので、伝統的な方法から離れる必要がありました。その中で、私たちは、ハードウェアとソフトウェアの連携により、リアルタイムでドリフト角度の維持を補助する 「N Drift Optimizer(N ドリフトオプティマイザー)」を開発しました。ドリフトを終えたら、フロントモーターが即介入し、直ちに加速できるようにサポートします。IONIQ 5 Nを通じてパワフルなコーナリングはもちろん、自信に満ちたドリフトが楽しめるようになりました。
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トラックで鍛えられた高性能電気自動車
Nは数々の挑戦の結実であり、数え切れない時間をサーキットで過ごしてきた日々の記録です。 別名「Green Hell(緑の地獄)」と言われる、ニュルブルクリンク(Nürburgring)。ここですべてのNモデルは究極に鍛えられます。 Nは、ニュルブルクリンク24時間耐久レースで8年連続完走、3年連続TCRクラス優勝という誇らしい結果を記録しました。 そして、私たちはもう一度、電動化された「Racetrack Capability(サーキットを本気で走れる能力)」を通じて、新たなスタートラインに立っています。
「Green Hell(緑の地獄)」に適した高性能電気自動車を開発するということは、すべての側面でさらに多くの変数を考慮しないといけないという意味です。重量、ブレーキ、バッテリー温度など、電気自動車を開発する際に考慮しなければならないすべての要素を最も厳しいトラックである「Green Hell(緑の地獄)」で生存できるように極限の条件でテストしました。
N Battery Pre-conditioning
トラックでは、様々な極限条件に直面し、バッテリー容量の限界まで試します。バッテリーの熱管理に失敗すると、パフォーマンスが出せなくなるからです。トラック走行前、走行中、終了後 – 可能なすべての状況でバッテリー温度を調節する必要がありました。
「N Battery Pre-conditioning(N バッテリープレコンディショナー)」は、トラック走行前にバッテリーの温度をあらかじめ設定できる機能です。
たった一度の走行で終わるモータースポーツはないので、走行後、次のセッションに向けて最適な温度に設定する際に有効です。
* ドラッグモード:短時間で瞬発的に走行するため、バッテリー温度を30~40℃に設定
* トラックモード:トラック走行持続性を確保するためバッテリー温度を20~30℃に設定
N Race
「N Race (N レース)」は、走行状況に合わせて最大のパフォーマンスを発揮できるよう最適化する機能です。
* Sprint:短距離のためのエネルギッシュで瞬発的な出力を実現
* Endurance:ピーク出力を制限し、全体の走行距離を延長
ニュルブルクリンク(Nürburgring) で2万km以上の耐久評価を行い、理想的なトラックパフォーマンスを実現しました。
ニュルブルクリンクで2ラップを軽々と完走する IONIQ 5 Nの技術を今すぐ体験してみてください。
N Brake Regen
重いバッテリーを積み上げた電気自動車の急ブレーキは、なおさら簡単な問題ではありません。私たちは、持続的なブレーキ性能とバッテリー性能のバランスを保つために研究を始めました。ニュルブルクリンク(Nürburgring)で IONIQ 5 Nを鍛えた末に、一つの共通した現象を発見しました。回生制動を増やすほど制動力は最大化され、充電量の低下も軽減されたのです。 答えは、e-GMPバッテリーの莫大な潜在力にありました。回生制動で発生したエネルギーをバッテリーが完全に吸収し、 制動力もバッテリー性能も向上させました。このように、 回生制動システムの検証を繰り返し、減速力を業界最高水準の0.6Gまで引き上げました。 高速走行、急ブレーキ、反復減速など、車両に負荷のかかるいかなる走行にも IONIQ 5 Nは、最高水準の制動力を維持することができます。
トラックで急ブレーキが利かないのならば、スピードは何の意味もありません。
N Infotainment System
技術的に進歩したトラック走行性能。私たちは、このすべてがドライバーにとって負担ではなく、心強いサポーターになれるよう、インフォメーションシステムを構築しました。レーシングは、一人でするものではないので、Nを運転する瞬間において、最高のレーシングクルーと共に運転する楽しさを提供します。走行時に必要なデータだけを選別し、タイムリーに提供する IONIQ 5 N専任チームをぜひご体験ください。
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トラックを越えて日常に続くパフォーマンス
サウンド、振動、ギア変速反応、そしてアドレナリン。 自動車と運転者が一心同体となって、はじめて高性能は成り立ちます。私たちはその一体感を求めて努力してきました。
ドライバーにとって車両が完全にコントロール下にあると感じられる車との一体感、それを作り出さなければなりませんでした。
心を躍らせ、鼓動が昂るダイナミックなドライビングのスリル、電動化された「Everyday SportsCar(日常のスポーツカー)」を通じて時代の流れに左右されない運転の楽しさをこれからも引き継いでいきます。
高性能車を単に数字だけで定義することはできません。
N Active Sound +
一つ目は、サウンドでした。
走行サウンドは、ドライバーが感じる最もストレートで直感的なフィードバックです。 ソフトウェア技術を駆使して、高性能電気自動車ならではの純粋なサウンドを探し、 完全にドライブに没頭できるようにしました。ガソリン車を運転しているような原初的な感性から始まり、高性能EVのための革新的な方向に向かいました。さらに、それ以上の走行サウンドを見つけるために、幼い頃のような想像力を膨らませ、ツインエンジンを搭載したジェット戦闘機のサウンドからもインスピレーションを得ました。IONIQ 5 Nで感じることのできる様々なサウンドをお楽しみください。
*Ignition: まるでガソリン車を運転しているような走行サウンド
*Evolution: RN22eとN 2025グランツーリスモの走行サウンド
*Supersonic: ツインエンジンを搭載したジェット戦闘機のような走行サウンド
N e-shift
本能を刺激する原始的で衝撃的なスリル、それを IONIQ 5 Nで実現したいと思いました。出力に応じた制御感を作るために、まず、トルク出力を制御して記憶変速(ギアシフト)を実現しました。 膨大な量を制御して変速感を与えることは、想像以上に難しいことでしたが、それだけの価値がありました。
トルク制御機能を追加して走行精度を最適化しながらも、ドライビングの楽しさを最大限に引き出しました。EVの王者のようなパワーを正確に制御する、スリル溢れる気分を想像してみてください。本当のEveryday SportsCarを楽しむことができるはずです。
車両の動きとサウンドを切り離して考えることはできません。
サウンドにリズムとビートを加える方法を考えました。
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Hyundai N、時代の流れに消えない運転の楽しさ
このように、Nは電動化の向こうに何があろうとも、時代の流れに左右されないドライブの楽しさを引き継いでいきます。私たちの旅は、これから始まります。Nは、あなたが何に微笑み、歓喜されるのかをもっと知りたいです。ドライビングに熱狂する皆さんがいらっしゃる限りNはいつも皆さんに寄り添っていきます。何より私たちに重要なのは、ドライビングの「楽しさ」を創造することだからなのです。
新鮮でスリル溢れるドライビングが気になりますか? Hyundai (ヒョンデ)Japan( Instagram:
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